中露貿易で米ドル排除政策を実施

ロシア外務省が、中国との貿易決済は現在そのほとんどが自国通貨で行われているとしました。

世界における米ドル排除の流れは、アメリカのバイデン政権がウクライナ戦争を口実にロシアへの大規模な制裁実施を決定してより、ますます勢いを増すことになり、現在多くの国々が、地域・国際決済において米ドル排除の方向へと向かっています。

IRIB通信によりますと、ロシア外務省アジア一課のジノヴィエフ課長は、は、「中国との経済関係では、米ドル排除の政策がすでに実施されている」と述べました。

続けて、「中国の（貿易）決済において自国通貨が占める量は、非常に速いスピードで拡大しており、2022年初頭には約25％だったが、現在は80％超となっている」と説明しました。

また、「ロシアと中国の経済は、毒の含まれた西側通貨から大きく距離を取り、ロシアルーブルと中国人民元を優先している」と強調しました。

そして、自国通貨での取引はより確実で信頼性があるとしました。

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