ナゴルノ・カラバフで、依然として衝突が継続
11月 10, 2020 02:44 Asia/Tokyo
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ナゴルノ・カラバフ地域の町シューシャやラチン
アルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突が、両国の係争地ナゴルノ・カラバフ地域の町シューシャやラチンの街中およびその周辺で、依然として継続されています。
IRIB通信によりますと、アルメニア国防省の代表者は、アゼルバイジャン軍によるシューシャ占領を否定し、その状況に関して語るのは時期尚早だとしました。
こうした中、アゼルバイジャンは8日日曜、シューシャを完全に占領したと表明していました。
シューシャは、アルメニア側ではシューシーと呼ばれ、同国とアゼルバイジャンの双方にとっての文化的、戦略的に重要とされています。
この町は、ナゴルノ・カラバフ地域の中心都市ステパナケルト(アゼルバイジャン側の呼称はハンケンディ)から15km離れています。
今年9月27日からアルメニアの実効支配下にあるアゼルバイジャン領内のナゴルノ・ガラバフ地域を巡り、両国の間で軍事衝突が開始されています。両国の外相は、ロシア・モスクワでの協議で停戦で合意しましたが、これまでに何度もこの停戦違反が’発生しています。
両国の間の紛争は1988年から始まり、1991年には軍事衝突に発展しました。この衝突は一部の外国の介入により激化しています。
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