フェイスブック、ミャンマーでの暴力激化に関与
6月 24, 2021 17:14 Asia/Tokyo
国際人権団体グローバル・ウィットネスは、フェイスブックがミャンマーの軍政に反対する人々への暴力増大の要因だとしました。
英ガーディアン紙によりますと、同団体の調査によれば、フェイスブックがミャンマーのクーデター勢力による抗議者への暴力を煽っているということです。
グローバル・ウィットネスは、フェイスブック上に抗議者逮捕の報や、反クーデター派を殺害するという脅迫の投稿、軍による弾圧を称賛する投稿、またミャンマー国内にイスラム国を名乗るテロ組織ISISが存在するという投稿などが公開されたことが、事実上、同国軍事政権による反対派への暴力激化の要因だとしています。
選挙の不正を訴えクーデターを起こした軍の措置を支持する投稿も、フェイスブック上で公開されています。
一方、フェイスブックは暴力を増大させるような投稿は特定して削除する事を約束しています。
ことし2月1日に起きたミャンマー軍によるクーデターは、同国のアウンサン・スー・チー国家顧問の解任や人々の抗議デモ、軍による弾圧を引き起こしました。このクーデーターでは、5月末時点で800人以上の死者が出ています。
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