イラン外相がパレスチナ人の権利実現を強調

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、政治的解決策と国連決議の重視を強調し、パレスチナ人の権利実現と同国ガザでのジェノサイド停止を求めました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は22日木曜、イランを訪問したハンガリーのシーヤールトー外相との共同記者会見で、「イランはガザだけてなく、世界のどの場所でも戦争を解決策とはみなしていない。米英がイエメンを戦争に引き込もうとしているのは戦略的誤りだ」と述べました。

また、イランがウクライナ戦争においてロシアを支援しているという西側の主張を非難し、「このような根拠のない主張は聞き飽きた」とコメントしています。

一方、シーヤールトー外相も、ガザでの戦争継続と西アジアの情勢不安拡大に懸念を示し、「国際社会で役割を持つ国はすべて、ガザでの停戦実現に関して責任ある対処をすべきだ」としました。

イラン当局者との会談を目的にテヘランを訪問していたシーヤールトー外相は、同国のハーンドゥーズィー経済財政相とも会談しました。

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