イランが世界の臓器移植中心地の一つに
(last modified Wed, 03 Jul 2024 10:57:18 GMT )
7月 03, 2024 19:57 Asia/Tokyo
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    イランが世界の臓器移植中心地の一つに

イラン保健・治療・医科教育省の関係者が、臓器移植の分野で同国が進んだ環境にあるとしました。

【ParsTodayイラン】イランでは2023年に1121件の臓器移植が実施されており、同国保健・治療・医科教育省の医療監督・認定センターのセイエド・ハーシェム・ダリヤーバーリー所長はこれに関連して、「我が国では現在、腎臓移植センター28カ所、肝臓移植センター13カ所、心臓移植センター10カ所、肺移植センター3カ所、膵臓移植センター5カ所、小腸移植センター1カ所、組織・臓器準備センター22カ所が稼働している」と述べました。

続けて、「国内にある病院1100カ所の合計病床数は16万5000床におよび、さらに専門医6万人・一般医9万人が3万3000の医療センターでサービスを提供している」としました。

一方、包括的がんケアプログラムについても触れ、「現在イラン国内では、290カ所のがん治療センターで外国からの患者の受け入れを行っている。このうち56%は民間、44%は公立である」と述べました。

また、「我が国では、さまざまな方法による不妊治療法も行われており、この分野で医療ツーリズム客にサービスを提供するにあたりプラスになると思われる」としました。

そして、居住地から目的地であるイランまでの患者の往来は法で認められた機関を通じて行われていることを強調しながら、「昨年には、180万人以上の医療ツーリズム客がサービスを受けるために我が国を訪れ、国内の医療センターに受け入れられた」と説明しました。

 


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