イラン原子力庁長官、イギリス財務相と会談
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イランのサーレヒー原子力庁長官が、15日木曜、イギリスのハモンド財務大臣と、金融問題の解消の必要性について協議しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
9月 16, 2016 18:07 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁長官、イギリス財務相と会談

イランのサーレヒー原子力庁長官が、15日木曜、イギリスのハモンド財務大臣と、金融問題の解消の必要性について協議しました。

イルナー通信によりますと、サーレヒー長官はイルナー通信のインタビューで、この会談について、「核合意実施後、多くの銀行がイランと協力を再開した。こうした中、大手銀行は今も協力を再開していない」と語りました。

サーレヒー長官はさらに、15日夕方、イギリス・ロンドンを拠点にするシンクタンク、欧州外交評議会で演説し、核合意における取り決めをイランが履行していることを強調し、「我々もまた相手側に対し、できるだけ早く制裁解除に関する取り決めを履行するよう求めている」と述べました。

また、「核合意の締結から現在までに、IAEA国際原子力機関は二つの報告を出しており、その中でイランの核合意の遵守について触れられている」としました。

サーレヒー長官は、「双方が取り決めを履行すべきだ」とし、「そうでなければ、一方が取り決めを完全に遵守し、他方が恒常的に口実を探すような状況になるだろう」と述べました。

サーレヒー長官はイギリスで開催される世界原子力協会の年次総会に出席するため、15日、ベルギーのブリュッセルから、ロンドン入りしました。

サーレヒー長官は16日金曜、この総会で演説することになっています。