イランが、政治的な思惑を抜きにしたテロとの戦いを強調
10月 27, 2016 18:26 Asia/Tokyo
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、地域における政治的な思惑を抜きにしたテロとの戦いの必要性を強調しました。
イルナー通信によりますと、シャムハーニー書記は26日水曜、パキスタンのジャンジュア国家安全保障担当首相顧問に対するメッセージにおいて、最近、発生した同国の警察学校に対するテロ攻撃を非難するとともに、地域諸国に対し、政治的な思惑を抜きにしたテロ対策への同調を求めています。
また、地域にテロ攻撃は相次ぐ発生していることは、テロや過激派が抑制することなく地域全体に拡大していることを示し、「地域諸国は共にに手を取り合い、テロという悪しき現象やその元凶や支援者に対抗すべきだ」と強調しました。
先日、パキスタン西部バルチスタン州の中心都市クエッタで発生した警察学校に対するテロ攻撃で、少なくとも85名が死亡、他120名が負傷しました。
タグ