イラン外務省報道官、「安全と安定の維持は、イランの外交政策の地域に関する優先事項」

イラン外務省のガーセミー報道官が、「安定の維持、安全保障、テロとの戦いに向けた努力は、新たな時代のイランの外交政策の地域に関する目標のひとつだ」と語っています。

ガーセミー報道官は、21日月曜、定例記者会見で、イランの新政権の外交政策の優先事項に関するＩＲＩＢ国際放送記者の質問に対し、「地域の平和と安定への支援、近隣諸国や周辺国との関係の向上に向けた努力は、イランの外交政策の優先事項だ」と語りました。

また、「新政権の外交政策の優先事項は、核合意とその成果の支持及び保護にあり、さまざまな方法で追求されるべきだ」としました。

さらに、「核合意は国際的な合意であり、世界の多くの国がこの合意を支持している。集団でその成果を守るべきだ」と強調しました。

ガーセミー報道官は、イラン統合参謀本部議長のトルコ訪問と、同国の高官との会談に触れ、「この訪問は、イランとトルコの関係の成長に向けた歩みだった」と語りました。

また、イランとサウジアラビアの関係、そして新政権においてサウジアラビアとの関係に変化があるのかについて、「サウジアラビアの関係者は、地域情勢をより現実的に分析すべきだ」と述べました。