イラン外務省報道官、「イランの人権状況に関する国連の報告は信用に欠ける」
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イラン外務省のガーセミー報道官が、1日木曜夜、国連のグテーレス事務総長のイランの人権状況に関する最近の報告に対し、「この報告はバランスに欠け、多くの欠点を持つものであり、イランにとっては信用や価値のないものと見なされる」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 02, 2018 18:59 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、1日木曜夜、国連のグテーレス事務総長のイランの人権状況に関する最近の報告に対し、「この報告はバランスに欠け、多くの欠点を持つものであり、イランにとっては信用や価値のないものと見なされる」と語りました。

イルナー通信によりますと、ガーセミー報道官は、国連事務総長のイランの人権状況に関する最近の報告の内容は、不確かな誤った情報をもとにしたものだとし、「この報告では、イランにおける人権状況の進歩やこの問題を巡る措置が無視されている」と語りました。

さらに、「イランは常に、世界の多くの地域や中東の一部の国が、一部の国によって押し付けられた戦争で危機的な状況に苦しむ中、各国の人権状況に対する差別的な対応やその政治化の継続は、国際社会の国連に対する信用をますます失墜させることになると考えている」としました。

ガーセミー報道官は、「イラン政府は、イランの憲法とイスラムの原則に基づき、市民の権利をできるだけ向上させようと努めている」と語りました。

国連のグテーレス事務総長は、アメリカの政策に同調し、最近、国連人権理事会への報告の中で、「イランの人権侵害は懸念すべきものだ」としました。

西側は、人権を、覇権主義体制に反対する国々に圧力をかけるための手段にしています。