パレスチナ勢力がイラン最高指導者に感謝
パレスチナの複数の抵抗勢力が、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師に宛てて、今年の「世界ゴッツの日」にあたっての礼状を個別に送付しました。
イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師著作出版管理事務所によりますと、パレスチナの5つの抵抗勢力はこの書簡において、イランと最高指導者がパレスチナの人々の抵抗を支持しシオニスト政権イスラエルを公式に認めない立場をとっていることに改めて感謝の意を伝え、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの解放まで抵抗の道が続くことを強調し、パレスチナ人との連帯を示す日としてラマザーン月最終金曜日に制定された「世界ゴッツの日」に発表されたハーメネイー師の今年の声明が、パレスチナ解放のロードマップになるだろうとしました。
PFLPパレスチナ解放人民戦線、インティファーダ・ファタハ運動、PPSFパレスチナ人民闘争戦線、パレスチナ軍事連合らはさらに、イスラム諸国間における同盟と抵抗の要としてのイランの役割を強調しながら、「イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官の名前と記憶は、パレスチナの理想を風化させないことに大きな意味を持つ」と指摘しました。
ハーメネイー師は今月7日、テレビで生中継された「世界ゴッツの日」にちなんでのペルシア語とアラビア語での演説において、抵抗勢力の質・量両面での成長に言及し、被占領地でのパワーバランスの変化はイスラム世界の利益になるとしました。
そして、シオニスト政権は衰退の途にあるという認識を示し、「この強奪者政権と戦うロジックは、パレスチナのこの先の政治制度変更に向けた、難民も含めてのパレスチナの全住民投票実施まで抵抗を継続することにある」と述べました。
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