IAEA、「イランは核合意を守っている」
May 28, 2016 21:09 Asia/Tokyo
IAEA・国際原子力機関が、最近の報告の中で、イランは核合意の責務を実施しているとしました。
ロイター通信がオーストリア・ウィーンから伝えたところによりますと、IAEAの天野事務局長は、27日金曜、イランに関する3ヶ月間の報告を作成し、イランの濃縮ウランと重水の保有量は核合意の包括的共同行動計画に定められた範囲内だとしました。
天野事務局長の報告では、イランは130トン以上の重水を保有しておらず、またイランの濃縮ウラン保有量も合計300キロの範囲を超えていないとしました。
核合意の実施後から2回目となるこの報告は、イランが再び核に関する措置を完全に実施していることを認めています。
イランのナジャフィーIAEA大使は、天野事務局長の最近の報告は、イランが包括的共同行動計画に関する措置を完全に実施していることを再度認めたとしました。
ナジャフィー大使はまた、この報告は、技術的な行動の実施を理由に変えられた一部の数字を除き、それ以外はおおよそ同じ内容を繰り返し述べていると語りました。
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