イラン政府報道官、「わが国の関係者は繰り返し戦争反対を表明」
3月 09, 2022 17:32 Asia/Tokyo
イラン政府のバハードリージャフロミー報道官が、「わが国の関係者は、戦争反対を繰り返し表明している」と述べました。
IRIB通信によりますと、バハードリージャフロミー報道官は8日火曜の記者会見において、イランのライースィー大統領がロシアのプーチン大統領と電話連絡を行った理由に関する質問に対して、「両国首脳の電話連絡は、(ウクライナでの)戦争開始以前から実施事項とされていた。その実施に関して必要な調整は開戦前に行われており、内容は制裁解除を目指す(ウィーン)協議や二国協力だった」と答えました。
続いて、「今回の連絡でライースィー大統領は、人々が被害を受けていることや、都市・住居の破壊、戦闘によるその他の損失、さらに、NATO北大西洋条約機構の東方拡大について意見を述べた」と説明しました。
また、「戦闘は停止されるべきである。つまり、この危機の根源を断つべきである。それらは全て米マフィア政権の危機扇動政策に根源がある」と指摘しました。
そして、「イランの対外政策は、バランスがとれ、道理にかない、政府の基本方針に基づいている。当事者のどちら一方に味方するために変化するようなものであるべきではない」と強調しました。