岸田首相が関係閣僚に指示「先手で対応に当たるよう」、台風14号接近で
9月 18, 2022 17:09 Asia/Tokyo
岸田首相が、大型で強い台風14号の接近に関して、国民の安全安心の確保に万全を期すため先手で対応にあたるよう指示しました。
日本の報道各社によりますと、岸田首相は18日日曜、台風14号に関する関係閣僚会議で、「本日、この時点を持って官邸に対策室を立ち上げます。各閣僚におかれては、警察、消防、自衛隊を初め関係機関が緊密に連携しながら、国民の安全安心の確保に万全を期すため、引き続き緊張感を持って先手、先手で対応にあたって下さい」と述べています。
また、大型で非常に強い台風14号では、土砂災害や浸水、河川の氾濫に最大級の警戒が必要だとした上で、緊張感を持って先手で対応にあたるよう関係閣僚に指示しました。
さらに、国民に対しては危険な場所には近づかず、早め早めに命を守る行動を取るよう呼びかけました。
台風14号は18日昼過ぎから九州に接近し、その後、上陸するおそれがあり、気象庁は鹿児島県に「特別警報」を発表するなど、厳重な警戒を呼びかけています。
また、西日本や東日本の広い範囲で、道路への気象リスクが高くなり、高速道路への影響が出る可能性があります。
この台風の接近を受け、すでに九州・東海地区などを中心に新幹線や在来線などの計画運休、減便も決まっているほか、18日はJAL・ANAで計504便が欠航となっています。
加えて、台風の影響でNTTドコモとau、ソフトバンクの携帯電話が、鹿児島県と宮崎県の一部で、つながらない、もしくはつながりにくいなどの事態も報告されています。