中国が株式市場の規模で世界２位から転落、日本にその座を明け渡す

アメリカとの貿易戦争を理由に、中国の株価の下落が続く中で、中国の株式市場の規模が世界３位に転落し、２位が日本となりました。

イスナー通信によりますと、今週の終値で、中国の株価の時価総額は６兆９００億ドルに減少し、６兆１６００億ドルの日本にその地位を明け渡しました。

現在、株式市場の規模では、アメリカが世界１位となっています。

２０１４年１１月、中国が株式市場の規模で日本を追い越しました。

世界最大の３１兆ドルの株式市場を持つのはアメリカで、２位以下を大きく引き離しています。

中国の株価指数も下落しており、アメリカと中国の貿易戦争は、輸出に大きく依存している中国の経済に影響を及ぼしています。

中国の上海総合指数は、今年の初めからこれまで１７％下落しており、最も高かったおよそ１年前と比べると、２７％の下落となっています。