防衛省、米軍のPFOS汚水の放出を認めない方針
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米軍のPFOS汚水の放出
防衛省が、沖縄・普天間飛行場の貯水槽にある有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む汚水の放出、という米軍の意向を認めない方針です。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、7日水曜に判明したところでは、米軍が普天間飛行場の貯水槽にある有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む汚水を、国の暫定指針値内まで薄めて処理し、周辺の川に放出したいと日本側に伝えてきています。
しかし、日本防衛省は放出を認めない方針です。
政府関係者の話では、汚水に含まれるPFOSの濃度は、具体的な濃度や量ははっきりしていませんが、環境省が定める暫定指針値1リットル当たり50ナノグラムを超えているということです。
この汚水が生じた理由は不明ですが、防衛省の担当者は「汚水は米側で適切に保管しており、処分方法を米側が検討している」とした上で、川に流すとの正式な申し入れは今のところないと説明し、あれば放出しないよう米軍に求める意向です。
現在までのところ、県や宜野湾市に米側からの連絡はなく、県は沖縄防衛局に事実関係を確認中です。
県幹部は「これだけPFOS汚染が問題になっている中で、事実だとしたらあり得ない」として、米軍の対応に強い不快感を示しました。
昨年4月には、普天間飛行場でPFOSを含む大量の泡消火剤が民間地に漏出する事故が発生したほか、今年6月にはうるま市昆布にある米陸軍貯油施設で、貯水槽に保管していたPFOSとPFOA(ピーホア)を含む汚水が、大雨の影響であふれ、基地の外へ漏出する事故が発生しています。
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