東京五輪組織委が謝罪、コロナ対策のマスクなどの誤った廃棄めぐり
9月 01, 2021 19:19 Asia/Tokyo
-
東京五輪
東京五輪組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンが、大会の撤収作業の際に、9会場で新型コロナウイルス対策用のマスクや医療用ガウンなど500万円相当が廃棄されたことを明らかにしました。
NHKによりますと、同氏は1日水曜、起きてはならないことが起きたとして謝罪しています。
東京五輪はほとんどの会場が無観客となったことから、会場ごとに用意されたマスクや医療用ガウンなどが未使用のまま余った形となりました。
組織委員会はこれらを医療機関などに無償で提供していましたが、9会場で撤収時に誤ってマスク3万3000枚、医療用ガウン3420枚などが廃棄されたということです。
こうした不始末の原因として、撤収後の保管場所が確保されていなかったことなどが指摘されています。
こうした事態から組織委員会は31日火曜、すべての職員に対し、余った物資の取り扱いを慎重にするよう通知しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ