12月 27, 2021 17:18 Asia/Tokyo
  • 東京外国語大学ペルシャ語学科卒業の女性、桐野英子氏
    東京外国語大学ペルシャ語学科卒業の女性、桐野英子氏

東京外国語大学ペルシャ語学科卒業の女性、桐野英子氏が今年10月に分社化された新会社、「株式会社カワサキモータースジャパン」の社長に就任し、日本のバイク四大メーカーの国内販売会社で初の女性社長となりました。

IRIBパールストゥデイ日本語国際通信によりますと、桐野氏は1991年に東京外大ペルシャ語科を卒業し、川崎重工業に就職しました。

北海道終身の桐野氏はペルシャ語にも精通しており、日本国内の販売会社である『ホンダ』『ヤマハ』『スズキ』『カワサキ』のいわゆる四大バイクメーカー関連会社全体を通して史上初の、女性のトップに就任したことになります。

『カワサキ』ブランドのバイクを製造販売してきた川崎重工業のバイク・エンジン部門は、去る10月1日から分社化により新会社『カワサキモータース株式会社』へと生まれ変わりました。

在日イラン文化センターのディーヴサーラール参事官は、「多くの日本人は、イランやイスラムの文化と文明に関心を持っており、両国の間にはかけがえのない交流や相互尊重が存在している」と語りました。

また、「日本でのペルシア語教育は、正式には大阪外国語大学にペルシア語学科が設立された約96年前にさかのぼる。その後は、約41年前に東京外国語大学にペルシア語学科が設置され、さらに京都、九州、中央などの大学でもこの言語の習得単位のコースが設けられている。これまでに関心のある多くの日本人がこれらの大学を卒業し、イラン、イスラム学、ペルシャ語と文学の分野で貴重な役割を果たし、イランと日本の間の相互交流・協力の発展に尽くしてきた」と述べています。

 


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