日本の外務大臣政務官が、ソロモン諸島を訪問
4月 25, 2022 19:22 Asia/Tokyo
中国とソロモン諸島との新たな安全保障協定締結に対し懸念が高まっていることを受けて、日本の上杉謙太郎外務大臣政務官が南太平洋に浮かぶこの島国を訪問しました。
中国とソロモン諸島との間における安全保障協定の締結は、日本を含めた周辺諸国や西側の同盟国の懸念を引き起こすことになりました。
この件に関し日本の林芳正外相は22日金曜、「我々は、この合意がアジア太平洋地域全体の安全に影響を与える可能性があると考えており、その進展を懸念しながら見守っている」と述べていました。
AP通信によりますと、日本の上杉政務官によるソロモン諸島訪問に先立ち、アメリカ政府からも、アジア政策統括官を含む高官代表団が同諸島を訪問しています。
日本外務省は、上杉政務官が25日月曜から27日水曜にかけてのソロモン諸島において、日本とソロモン諸島との間の伝統的に良好な関係に基づき、ソロモン諸島政府要人との間で、二国間関係の強化や国際場裡 における協力について意見交換を行う予定だとしており、上記の安全保障協定を巡る懸念も伝えると見られています。