イラク・サドル師、「国民に謝罪する」
8月 30, 2022 20:59 Asia/Tokyo
イラク・サドル派の指導者であるムクタダ・サドル師は、イラク国民に謝罪するとともに、最近の流血事件を理由に、支持者らに対し、首都バグダッドのグリンゾーンから撤退するよう求めました。
29日月曜、イラクの政治活動家ムクタダ・サドル師が声明を発表し、政界からの引退を表明しました。
この声明が出された後、サドル派の群集が首都バグダッドにある政府庁舎を襲撃しました。
サドル師支持者のグリーンゾーンへの突入とサドル派武装勢力の出動により、同地区付近で銃撃戦やロケット弾攻撃が開始されました。
サドル師は「国民に対して恥ずかしく思っており、彼らに謝罪する。暴力、殺害を伴う革命は、悪い革命である」としました。
また、この中で、中立の立場をとった治安部隊や民兵組織ハシャド・アルシャビにも感謝すると強調した上で、支持者らに対し、議会の前から撤退するよう求めました。
サドル師の記者会見後、支持者らが議会の前から撤退し始めました。
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