ISISに占領されていたイラク北部モスルの大学が活動を再開
6月 12, 2017 18:48 Asia/Tokyo
テロ組織ISISに占領されていた、イラク北部モスルの広範にわたる地域が解放されたことにより、この町の大学が活動を再開しました。
モスル大学の事務所は、モスルが解放されてから数ヶ月後に活動を再開したことになります。
ISISは、2014年6月からニナワ州をはじめとするイラク北部の複数の州を占領し、この地域は焼失地域と化しました。
ISISは、占領した地域の学術・文化施設や宗教施設も破壊しました。
ニナワ州の州都モスルの解放作戦は、2016年10月から、イラクの政府軍、警察部隊、義勇軍やクルド人のペシュメルガの参加により始まっています。この作戦の開始からおよそ100日後、モスル東部が解放されました。
今年2月から開始されたモスル西部の解放作戦は現在も継続され、最終段階が迫っています。
現在、モスルの三つの地区のみがISISの占領下にあります。