国連事務総長が、シリアでの飢餓について警告
3月 11, 2021 18:25 Asia/Tokyo
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シリアでの飢餓
国連のグテーレス事務総長は、シリア戦争10周年に因んだ演説の中で、同国国民の60%が飢餓の危険に晒されていることについて警告しました。
レバノンのアルマヤーデイン・テレビによりますと、グテーレス事務総長は、シリアのすべての国民に支援を届けるためのより多くの通過ポイントの設置を求めると共に、「シリアでの劣悪な生活状況は、現在の紛争、腐敗、封鎖、新型コロナウイルスの流行によるものだ」としました。
また、シリアで全ての交戦勢力が譲歩し、互いに利権を与える必要性と、シリア国民に対し犯罪を行ったすべての因子の訴追を強調しました。
シリアでは2011年以来、サウジアラビアやアメリカ、そしてこれらの国の同盟国の支援を得たテロリストの大規模な攻撃により危機が生じました。
シリア軍はイランの軍事顧問やロシア軍の支援により、自国でのテロ問題の終結に成功しています。一部残留しているテロリストらも敗北しつつあります。
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