「戦争の最大の被害者は子ども」、イランが国連の沈黙と消極的な行動を批判
https://parstoday.ir/ja/news/west_asia-i79992-戦争の最大の被害者は子ども_イランが国連の沈黙と消極的な行動を批判
武力紛争での子どもの保護は、特別な注目を必要とする国際法の最も重要な問題の1つです。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 29, 2021 21:31 Asia/Tokyo
  • 戦争の最大の被害者、子ども
    戦争の最大の被害者、子ども

武力紛争での子どもの保護は、特別な注目を必要とする国際法の最も重要な問題の1つです。

1949年の第4ジュネーブ条約や世界人権宣言などの国際文書には、戦争中の子どもの権利の侵害を禁止する国際法が含まれています。しかし、問題は、国連と国際人権団体がこの点で彼らの責任を果たすことができているのかということです。

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使は、28日月曜に開催された「子どもと武力紛争」を議題とする国連安保理会合において、この分野に関する国連の機能・行動に疑問を投げかけました。

タフテラヴァーンチー大使は、「シオニスト政権イスラエル軍が、国連事務総長関連の報告で子供の権利侵害者としてブラックリストに載せられたことは一度もないこと、そしてサウジアラビア主導アラブ侵略連合軍がこのリストから削除されたことは、甚だ重大な懸念である」と表明しています。

子どもの権利の重大な侵害による遺憾な場面の1つは、イエメンでの戦争です。サウジ主導アラブ連合軍は、イエメンのハーディ元大統領を復権させるという口実で、アラブ圏最貧国のイエメンに陸、海、空から激しい攻撃を加えています。サウジアラビアは、空爆作戦の開始により、数週間のうちにこの戦争に勝てると思い込んでいました。しかし、この戦争は今や7年目を迎えており、終結の兆しは見えていません。

国連の専門家は、イエメンを世界最大の人道危機の場所としています。

2018年から2020年までのイエメンの子供たちの窮状に関するユニセフ・国連児童基金の報告によりますと、イエメン戦争で2,300人以上の子供たちが命を落としている、とされています。

ユニセフのある関係者は、「イエメンの子供たちは、終わりのない悪夢と恐ろしい状況の中で暮らしており、ほぼ毎日戦争で死傷している」と語りました。

しかし、国連事務総長のグテーレス氏は、理解しがたい措置に出て、子供の殺害や権利侵害に関与した国などのブラックリストから、サウジ主導のアラブ連合軍を削除しています。

2017年10月、国連は、イエメンで683人の子供を死傷させ、数十の学校や病院を攻撃したとして、アラブ主導連合軍をブラックリストに掲載していました。

この苦い現実が今なお続く一方で、子どもの権利条約の第38条に照らせば、各国政府は子どもに関する人道法の規則に従わなければなりません。

この問題に関して、国連安保理会合にてイランのタフテラヴァーンチー大使が述べた、次の文言に触れておきたいと思います。同大使は「今日の戦争で子供たちを支援することは、将来の社会を支援することである。戦争や紛争の被害から子供たちを守るために、誰もが全力を尽くす必要がある」と語りました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio