イエメンが、サウジ領内の空港と製油所を攻撃
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イエメンが、サウジ領内の空港と製油所を攻撃
イエメンの政府軍と義勇軍が20日日曜夜、サウジアラビアの経済・軍事・工業インフラを攻撃しました。
イエメン軍はこれに先立ち、同国に対する封鎖や侵略が続く限り、侵略者の拠点や経済インフラがイエメン側のミサイルや無人機の射程圏内に置かれるだろう、と警告していました。
国際通信イランプレスによりますと、イエメンの政府軍と義勇軍は20日夜、サウジアラビア西部ジッダにある精油所と空港をはじめとした同国の経済、軍事、工業インフラをミサイルおよび無人機により攻撃しています。
サウジの情報筋やネットユーザーはまた、ジッダ市内で数回の爆発が発生したことを明らかにしました。
ジッダはイエメンとの国境からは非常に遠く離れており、同市内にあるサウジの経済拠点が攻撃されたことは、イエメン側の無人機やミサイルの能力をうかがわせるものです。
さらに、イエメン政府軍は19日土曜夜にも、首都リヤドをはじめとするサウジアラビア各地の数箇所の中枢施設を、無人機や複数発の国産弾道ミサイルにより攻撃しました。
サウジアラビア国営通信の報道によりますと、同国のエネルギー省は、「わが国の製油企業ヤスレフ社の施設は今月19日夜、イエメン軍の攻撃を受けたため、製油・稼動力が低下している」と発表しています。
イエメンの政府軍および義勇軍の防衛力は、同国がサウジにより全面的に封鎖されているにもかかわらず、日々増大しています。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、1万7000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、また数百万人が難民となっています。
この攻撃でさらに、イエメンは食糧や医薬品の深刻な不足に直面しています。

