英仏独が、ロシアのイラン製無人機使用疑惑めぐり調査要求
10月 22, 2022 16:31 Asia/Tokyo
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英仏独の国旗
英仏独の3カ国は共同声明において、ロシアがウクライナ戦争でイラン製無人機を使用したとする疑惑について、国連に調査を要求しました。
アメリカはウクライナ戦争の開戦以来、約180億ドル相当の武器をウクライナに送付していながら、ウクライナ戦争でイランがロシアに無人偵察機を提供したとして、長い間非難してきました。
しかし、イラン当局はこれを強く否定しています。
イルナー通信によりますと、イギリス、フランス、ドイツの欧州3カ国は、ウクライナ戦争でロシアがイラン製無人機を使用したという疑惑を繰り返して、国連はこの件を調査すべきだとしました。
一部の欧州当局者は、ロシアとイランのこの行動が安保理決議2231号に違反しているかどうかを明確にする必要があると主張しています。
欧州3カ国のこの要求は、イランのイールヴァーニー国連大使がグテーレス国連事務総長へ宛てた書簡において、ウクライナ戦争をめぐる決議2231号の悪用やイランに関する根拠のない主張を防止するよう求めていた中で行われました。
先日も、イラン外務省のキャンアーニー報道官がこの件をめぐり、「我が国は、自国がウクライナ戦争での使用目的でロシアに無人機を提供したとする報道を根拠のないものと見なし、否定する」と述べています。
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