ロシア中央銀、「対外貿易の半分以上をドル・ユーロ以外通貨で決済」
(last modified 2022-12-05T09:42:39+00:00 )
12月 05, 2022 18:42 Asia/Tokyo
  • ロシア中央銀行
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ロシア中央銀行が、「わが国の対外貿易の半分以上は現在、米ドルやユーロ以外の他国通貨で決済されている」と表明しました。

ロシアのニュース局ロシアトゥデイによりますと、ロシア中央銀行は、「我が国の対外取引におけるドルとユーロの割合は、2022年初頭から30%以上減少し、79%だったのが約50%となっている」と表明しています。

また、「輸出入分野におけるロシアの対外取引の大部分はまだドルとユーロで行われているが、ロシアの銀行の多くがネットワーク送金システム SWIFTへのアクセスを遮断されているため、これらの取引は西側の制裁の影響を受けており、また各銀行は、ユーロとドルの両替はできない」とされています。

ロシア中央銀行はまた、「過去9か月間で、西側通貨への依存を減らすためのロシアの取り組みのもと、わが国の貿易関係者による中国元の使用は大幅に増加した」としました。

同銀行の発表によりますと、ロシアの外貨取引における中国元の割合は、2022年3 月の3%から去る11月には33%に増加しました。

 


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