4月 03, 2023 17:07 Asia/Tokyo

ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者でプーチン大統領の側近も務めるプリゴジン氏が、ウクライナ東部ドンバス地域の都市・バフムートを掌握したと発表しました。

イルナー通信によりますと、プリゴジン氏は2日日曜夜に公開した音声メッセージにおいて、「バフムートは法的に掌握され、市庁舎にロシア国旗が掲げられた」と述べました。

バフムートはウクライナ東部ドンバス地域にあり、この都市をめぐってこの数か月間、ロシア軍とウクライナ軍の間では激しい戦争が繰り広げられていました。

ウクライナのゼレンスキー大統領はこの数週の間、バフムートが陥落した場合の悲惨な結果について繰り返し警告し、「ウクライナの未来は、バフムートを含めたウクライナ東部の主な戦闘地域での勝敗にかかっている」と述べていました。

また同時に、「ウクライナ東部の状況は非常に厳しく苦しいものである」としていました。

ウクライナ軍合同作戦本部は3日月曜午前、ロシアによるバフムート陥落を否定しながら、「ウクライナ軍は、引き続きバフムートを掌握している。敵側の攻撃は多くが撃退された」と発表しています。

プリゴジン氏は先日にも、ロシア軍がバフムート中心部に接近しており、この都市の完全掌握のためにより多くの武器供給が申請されたと述べていました。

 


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