クリントン元米大統領、「ウクライナ核廃絶を後悔」
(last modified Wed, 05 Apr 2023 11:52:07 GMT )
4月 05, 2023 20:52 Asia/Tokyo
  • クリントン元米大統領
    クリントン元米大統領

元米大統領を務めたビル・クリントン氏は、1991年に自身がウクライナを説得して核兵器廃絶をさせたことへの後悔の意を表明しました。

1991年に旧ソ連が崩壊したあと、ウクライナは世界で3番目の核保有国となりましたが、同国とアメリカ、ロシアの間の協議を受け、当時のクリントン米大統領は、ウクライナが同国内に配備された核兵器を破棄することに合意した、と発表しました。

メフル通信によりますと、クリントン氏は、RTEアイルランド放送協会RTEのインタビューで、「私は危険を感じている。それは、自分自身が米大統領在任中にウクライナに核兵器放棄を強要したからである」と述べました。

また、「もし、ウクライナが現在核兵器を保有していたら、ロシアはウクライナ攻撃という危険な行動に出ていなかっただろう」と語りました。

ロシアはこれまで再三にわたり、「クリントン元米政権を含むアメリカの歴代政権によるNATO北大西洋条約機構の東方拡大にを狙った行動が危機を引き起こし、最終的にウクライナ戦争を招いた」発表しています。

 


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