国連事務総長がアメリカ大統領のパリ協定への反対に立場表明
May 31, 2017 18:55 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、アメリカ政府とは異なり、各国はパリ協定の違反に対抗する上で、団結すべきだとしました。
イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は30日火曜、気候変動に関するパリ協定からの脱退を公約したアメリカのトランプ大統領に反発する中で、「もしいずれかの国がこの協定の重要性を疑問視しているのであれば、ほかの国の義務は、これまで以上に団結することだ」と語りました。
また、パリ協定の実施は必要だとして、温室効果ガスをコントロールし、地球温暖化の進行を緩めるべきだとしました。
トランプ大統領は、パリ協定を批判し、それは自国の産業計画の妨げだとしました。
温暖化対策として初となる国際的な合意のパリ協定は、2015年12月に200カ国近くの代表の署名により、締結されました。
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