国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)が閉幕
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国連気候変動枠組み(COP25)が閉幕
スペイン・マドリードで開催されていた、第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)が15日日曜閉幕、温暖化ガス排出量の削減に関して最小限の合意に至るにとどまりました。
各方面からの報告は、約80か国が2020年の温暖化ガス排出量の削減の強化を約束したと伝えていますが、これら諸国は温暖化ガスの10%を排出しているにすぎません。
この会議は12月2日にマドリードで開幕、13日に閉幕する予定でしたが、参加国間の意見のへだたりは大きく、15日まで予定を延長しました。それでも最終的な結論をまとめることはできず、事実上の失敗に終わっています。
会議の終了に際し、参加各国は、地球の気温を下げ、気候変動の影響を受ける途上国を支援する必要を強調する声明を発表しました。 しかし、会議では参加各国が最重要課題とする温室効果ガスの排出量とその削減量について決定がなされず、スコットランドのグラスゴーで開催される1年後のCOP26まで延期されました。
国連のグテーレス事務総長は、マドリードでの気候変動サミットの終了後、その最終声明に遺憾の念を表しました。
グテーレス事務総長は15日、この機会を逃したことを残念に思うと表明しました。
この会議の後、国際環境NGO・グリーンピースインターナショナルのCEOであるジェニファー・モーガン氏は、ブラジルやサウジアラビアを含むいくつかの国を温暖化ガス削減の障壁として挙げています。
EUもまた、15日夜に声明を出し、COP 25の結果に非常に失望したと発表しました。
米トランプ大統領が、米国を温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から撤退させたことは、彼が気候変動への取り組みの大切さを信じていないことを示すものです。
これまで、気候変動をめぐる3つの目標達成に向けた取り組みは、ほとんど行われていません。
これらの目標には、「2030年までに二酸化炭素排出量を45%削減する」、「2050年までに二酸化炭素排出量をゼロにする」、「今世紀末までに気温上昇を1.5度以内に抑える」ことが含まれています。
地球温暖化は、地表と海面の平均温度の上昇につながり、地球の気候の変動は、最終的に深刻な干ばつ、酷暑、暴風雨をもたらすことになります。
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