EUがイスラエルの新たな入植地建設に反対
11月 16, 2020 19:53 Asia/Tokyo
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EUがヨルダン川西岸でのイスラエルの新たな入植地建設に反対
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が声明を発表し、EUがパレスチナ・ヨルダン川西岸でのイスラエルの新たな入植地建設に反対であるとしました。
ボレル上級代表は、15日日曜夜に発表された声明で、シオニスト政権イスラエルの占領下にあるパレスチナ領土での入植地拡大に関して懸念を示しました。
また、「私は、イスラエル政府関係者や内閣が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム内のギバト・ハマトス(Giv'at HaMatos)地区での1257戸のシオニスト用住宅の新設を決定したことに、強い懸念を抱いている」としました。
この地区は、ヨルダン川西岸で聖地とベツレヘムの間に位置しています。
この声明ではさらに、「EUはシオニスト政権に対し、入植地建設を完全に停止して、2001年3月から境界線に建てられた拠点を取り壊すよう、繰り返し要請している。このテーマに対してEUは、入植地建設が国際法違反であるという断固とした立場を変わらず取っている」としました。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナ人の住居を破壊してシオニスト入植地をその跡地に建設し、パレスチナの地理を構造的に変化させて、パレスチナ人居住区域の人口比改変とユダヤ化をもくろんでいます。
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