7月 02, 2020 14:27 Asia/Tokyo

イラン暦ティール月12日にあたる2日木曜は、1988年のこの日にイラン航空655便がアメリカのミサイル巡洋艦ヴィンセンスにより撃墜された記念日です。

イラン暦1367年ティール月12日(1988年7月3日)、イラン南部の港湾都市バンダルアッバースから、アラブ首長国連邦ドバイに向かっていたイラン航空655便が、ペルシャ湾上空でアメリカのミサイル巡洋艦ヴィンセンスにより撃墜され、子供66人、女性53人を含む乗客乗員290人が殉教しました。

この事件後、アメリカ政府関係者はこの許されざる犯罪を正当化するため、矛盾した理由を列挙してこの敵対行為を誤射と吹聴しようとしましたが、ヴィンセンスに最新鋭のレーダーシステムが装備され、また飛行中の事故機が旅客機であったことがはっきりしていたことなどから、誤射の可能性はなく、これが完全に敵対行為であったことは明らかでした。

ローハーニー・イラン大統領は1日水曜、閣議においてこの事件を犯罪行為だと強く非難し、「このような行動は、アメリカの政策やモラルの一端であり、彼らは今日までイラン国民に対するこうした道筋を追求してきた」と語りました。

 

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