北朝鮮が終了した韓米演習をなおも批判、「戦争勃発の導火線」
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北朝鮮が、すでに終了した韓米合同軍事演習についてなおも批判しています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 04, 2022 19:32 Asia/Tokyo
  • 韓米合同軍事演習
    韓米合同軍事演習

北朝鮮が、すでに終了した韓米合同軍事演習についてなおも批判しています。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、北朝鮮の対外向け週刊紙「統一新報」は4日日曜、今月1日に終了した韓米合同軍事演習・UFS「乙支フリーダムシールド」について、「演習に関連して騒いでいる『防衛』などの詭弁は矛盾だ」として、「『やり』を『盾』と言う自家撞着」と非難しました。

また、「南朝鮮(韓国)で行われる各種の演習は不純な目的から始まる戦争勃発の導火線」と主張し、「米国の核の傘を信じ超強大国である共和国に対抗するというユン・ソクヨル逆賊一味は自ら災いを招いている」として、「ユン・ソクヨル逆賊一味はわが民族の主敵であり、相手にしてはならず、徹底的に撲滅すべき災い」と非難しています。

さらに、北朝鮮の対外宣伝サイト「朝鮮の今日」も「今回の演習はわが共和国に対する武力侵攻の試みを露骨に示した戦争試演会」と主張しました。

韓米両国は先月22日から今月1日までUFSを実施し、第1部では北朝鮮の攻撃を撃退し、首都圏を防衛する訓練を、第2部では反撃作戦の訓練を行いました。

北朝鮮はかねてから朝鮮半島情勢の緊迫の原因を、地域の米軍駐留やそれによる軍事演習の実施にあるとしています。

韓国には、米韓相互防衛条約にもとづき、中国・北朝鮮から韓国を守るためとして、2万人あまりの米兵が駐留しています。

韓国市民は、多くの問題を引き起こしている米軍駐留に何度も抗議し、米軍の国外撤退を訴えてきました。これにより、米韓合同軍事演習が中止になった例もあります。

 


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