中国外務省報道官「米は制裁行使で人道危機の原因に」

中国外務省の毛寧報道官は、アメリカは制裁行使により世界各地で人道危機の原因となってきたと述べました。

イルナー通信によりますと、毛報道官は１０日金曜の記者会見で、アメリカによる各国への制裁行使について、「２０２１年度までにアメリカが行使した制裁は９４００件以上にのぼり、これまでに中国、ロシア、イラン、シリア、北朝鮮、キューバ、フランス、イギリス、ドイツ、日本、その他の国対象になっており、人道危機の原因となっている」と述べました。

毛氏はその上で、「アメリカは違法な制裁行使をやめ、国連安保理常任理事国としての国際的責任を果たすべきだ」としました。

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