アジアで世界最大の自由貿易区域が創設
11月 15, 2020 21:17 Asia/Tokyo
中国やオーストラリア、日本など、アジア太平洋地域の12カ国が、世界最大の自由貿易区域を創設しました。
ロイター通信が報じたところによりますと、この自由貿易区域創設について、東南アジア諸国連合(ASEAN)のオンラインサミットで署名合意が行われました。
この協定には、ASEAN加盟の10ヵ国(ブルネイ、ベトナム、インドネシア、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、フィリピン)のほか、中国と日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドが署名を行っています。
協定の名称は「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」となります。
これら各国に暮らす国民の数は22億人に達し、世界経済の30%を占めています。
合意の一環として、関税の引き下げが予定されています。日経新聞の報道によれば、この自由貿易構想は日本が中国および韓国と同時に参加する初の協定になるということです。
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