アフガンでの戦犯にオランダ軍が浮上
3月 30, 2021 19:19 Asia/Tokyo
アフガニスタンでのある空爆事件の犠牲者の弁護士らが、同国でオランダ軍が戦争犯罪を起こしたとしています。
アフガニスタンの通信社・アーワー通信が30日火曜、報じたところによりますと、これらの弁護士は2007年に同国南部ウルズガーン州で発生したオランダ軍による空爆では、民間人の生命保護が十分配慮されていなかった、と表明しています。
この空爆の犠牲者の家族らは、戦犯を行った理由でオランダ軍に対する訴訟を起こしました。
この訴訟は、当時の攻撃で負傷した4人のアフガニスタン市民の家族と、その際の負傷がもとでその後に死亡した市民1人の遺族によって起こされたものです。
第1回公判において被害者側の弁護士は裁判官に対し、この攻撃によりアフガン市民の生命が外国軍にとって無価値であることが示された、と語りました。
オランダ軍は、NATO北大西洋条約機構の一味として、2006年から2010年の間にウルズガーン州に駐留していました。
これ以前にも、アフガンでの多数の民間人殺害を理由にオーストラリア軍が非難の矢面に立たされています。
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