イラン外務省報道官、「西側は難民危機において無責任であるべきでない」

イラン外務省報道官が、「アジアやアフリカから西側諸国に向かう不法移民の大半は、欧米の誤った政策が問題の根底にある」としました。

キャンアーニー報道官は、ギリシャ沖で移民を載せた船舶が転覆したことを痛ましい出来事だったとしながら、「西側は難民危機について、（救助が必要でなかったなどの）無責任な発言を行うべきではない」と強調しました。

同報道官はＳＮＳ上で、「アフリカやアジアからの数十人の女性や子供を含む難民数百人を乗せた船舶が地中海のギリシャ南部の沖合いで転覆した事故は、非常に痛ましい悲劇である」としました。

また、アジアやアフリカから西側諸国へ向う不法移民のほとんどのケースでは、これらの地域におけるアメリカやヨーロッパの誤った政策が原因になっているとしました。

今月14日、750人以上を載せた漁船がリビアからイタリアへ向かう途中のギリシャ沖で転覆し、およそ650人が死亡もしくは行方不明となっています。

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