イランの天然ガス輸出、2年間で62%増加
7月 24, 2023 16:47 Asia/Tokyo
OPEC石油輸出国機構が発表した最新統計で、イランが天然ガス生産量で2022年に世界第3位となり、天然ガス輸出量も過去2年間で62%増加したことがわかりました。
OPECは年次統計速報において、2022年のイランの天然ガス生産量が前年比で2%増加し2622億6100万立方メートルになったとしました。
イランは2021年、その前年比で3%増の2571億1900万立方メートルの天然ガスを生産していました。
ちなみに、2022年の天然ガス生産量が最も多かったのは1兆156億9800万立方メートルのアメリカで、これに次いで6307億5900万立方メートルのロシアが2位となっています。
この速報によれば、ロシアの天然ガス生産量は前年比では12.3%減少したということです。
なお、天然ガス生産量で4位以降に入った国は順に、中国、カナダ、オーストラリア、ノルウェー、サウジアラビア、アルジェリア、トルクメニスタンでした。