イラン外務省報道官、「サウジの支配者は、イエメンでの人類に反する犯罪の責任を負うべき」
(last modified Sat, 04 Feb 2017 07:53:50 GMT )
2月 04, 2017 16:53 Asia/Tokyo
  • イラン外務省報道官、「サウジの支配者は、イエメンでの人類に反する犯罪の責任を負うべき」

イラン外務省のガーセミー報道官が、「サウジアラビアの外務大臣の空虚な主張は、同国がイエメンで続けて大敗北を喫していることによるものだ」と語りました。

ガーセミー報道官は2日木曜、イランがイエメンの戦士らに軍事支援を行っているとする、サウジアラビアのジュベイル外務大臣の繰り返しの主張を、根拠がないとして否定し、「サウジアラビアがいくら問題をはぐらかしても、現実を変えることはできず、イエメンの政府軍と義勇軍は外国からの支援を必要としていない」と述べています。

また、「サウジアラビアの支配者は、国際世論に対し、この2年間にわたって自らがイエメンで引き起こしてきた人類に対する犯罪の責任をとるべきである。また、イランに対しこのような無駄な責任転嫁を行っても、イエメンにおける戦争犯罪に対するサウジの国際的な責任は軽減されない」としました。

さらに、「イランは、地域における有力国家の1つとして、地域におけるテロ対策や安定化に建設的な役割を果たしており、イスラム諸国の問題に干渉する必要はない」と語っています。

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