イラン外務省報道官、「地域の安全は米国に従ったところで保証はない」
-
ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、西アジア地域の一部の諸国に向け、「米国に追従することで地域の安全が確保されるわけではない」と強調しました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官は30日火曜、一部の地域当局による根拠のない主張や干渉的な表明に反論し、「こ地域において情勢不安のすそ野を拡大させてきたアルカイダやISISなどのテロリストグループを、長年にわたり支援してきたサウジアラビアといった諸国は、責任ある行動により地域の国々をテログループの悪行から切り離してきたイランに対し、根拠のない主張を申し立てている」と語りました。
そして、「アメリカ製の武器を使用し、5年以上にわたりイエメンの女性や子供を含む数千人もの人々を殺害してきた国々が、アメリカの対イラン武器制裁延長要求を支持することは、皮肉なことであり、これが現在世界が目の当たりにしている現実だ」と述べました。
また、地域の安定と安全を確保するための唯一の方法として、継続的な地域協力の必要性を強調し、「 今、これらの諸国が、自らが世界における抑圧と不正の象徴である米国への愚かな発言や盲目的な服従を止め、安全保障が米国への追従により確保されるわけではないことを確信すべき時が到来した」と述べました。
バーレーンのザヤニー(Abdullatif bin Rashid Al Zayani)外相とブライアン・フック米国務省イラン担当特別代表は29日月曜夜、共同声明の中で、イランに対する偽りの主張を繰り返し、イランへの武器制裁措の延長を求めました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj