イランが、駐韓大使呼び出し報道を否定
(last modified Wed, 22 Jul 2020 08:41:10 GMT )
7月 22, 2020 17:41 Asia/Tokyo
  • イラン外務省
    イラン外務省

イラン外務省が、韓国のヨンハプ通信が報じた駐韓イラン大使の呼び出しについて、報道の精神を逸脱する事実無根の記事だとしました。

ヨンハプ通信は先日、韓国に駐在するイランのバーダームチー・シャベスタリー大使が、韓国外務省から呼び出しを受けたと報じました。

イラン外務省は21日火曜、公報でこの記事に反論し、「駐韓イラン大使を韓国外務省が呼び出したという事実はなく、大使は同省から招待された」と説明しました。

この公報では、招待を受けて行なわれた席で韓国側による主要な話題は、イランのあるメディアが報道したイラン外務省報道官の声明をめぐる解釈だったとし、「イラン大使はその席で、公に向けた情報筋として信頼に足る国営放送やイラン外務省広報局を通じた同省が行なった見解について、必要な説明を行った」としています。

イラン外務省はさらに、「イランの各メディアには報道の自由があるが、報道内容はそれぞれの社に責任がある。そのため、一メディアの意見は、イラン政府や外務省の公式見解とは関係がない」と指摘しました。

また続けて、「韓国内のイラン資産に関する全面的な調査・追跡は、引き続き行われる」と強調しました。

イラン外務省のムーサヴィー報道官は最近、イラン政府が韓国からの債務の返還を受け取るための計画について言及し、「大使レベルや外務省幹部レベル、また両国の中央銀行間において、協議が続いている」とした上で、「韓国がイランに対する負債の支払いを避けるため持ち出している口実は、どの裁判所においても認められないものだ」と強調していました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

 https://soundcloud.com/user-614960283