在ウィーン国際機関ロシア代表、「ウィーン協議に進展あり」
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在ウィーン国際機関ロシア代表のウリヤノフ氏は、イランと英仏独中露の5カ国グループによるオーストリア・ウィーン協議は進展している最中だと述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 14, 2021 15:28 Asia/Tokyo
  • 在ウィーン国際機関ロシア代表のウリヤノフ氏
    在ウィーン国際機関ロシア代表のウリヤノフ氏

在ウィーン国際機関ロシア代表のウリヤノフ氏は、イランと英仏独中露の5カ国グループによるオーストリア・ウィーン協議は進展している最中だと述べました。

ロシア・タス通信によりますと、ウリヤノフ氏は13日月曜、ウィーンでのインタビューに答え、「ウィーン協議の過程にあまりスピード感がないとしても、現在も進展している最中だ」と語りました。

ウリヤノフ氏はその上で、現在ウィーン協議で議論されている問題は、イランの核活動に関するテーマだと述べました。

一方、リャブコフ・ロシア外務次官は、ウィーン協議で合意に達する可能性が増したと述べました。

リャブコフ氏はロシア国営RIAノーボスチ通信とのインタビューで、「ウィーン協議再開前と比べると、現在我々が合意に達する可能性は増していると思う。我々が協議の進展を期待するのには理由がある」と述べました。

イラン核計画に関するウィーン協議の第7ラウンドは、先月29日から始まりました。この協議の主要議題はアメリカによる対イラン制裁の解除です。

このラウンドでイラン協議団は、実践的かつ真剣なイニシアチブを取り、「制裁解除」と「核問題」の内容を含む草案を、相手諸国側に提示しました。

これを受けた英独仏中ロの核合意参加諸国は、「このイランの提案に対し根拠に基づく論理的な回答を示すためには、本国との相談が必要である」と表明しました。そのため彼らには一時帰国して本国との相談する猶予が与えられ、その後にウィーン協議を再度継続することになりました。

こうして今月9日より、核合意合同委員会会合を皮切りにウィーンでの協議が再開されました。

アメリカは、善意があるジェスチャーをしながらも、以前として核合意責務復活の流れを妨害し続けています。

 

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