参院選投票締め切り 自民、改選単独過半数も 改憲勢力3分の2確実
7月 10, 2022 20:40 Asia/Tokyo
10日に行われた参議院選挙は午後8時に全国で投票が締め切られました。開票速報によると、自民・公明の両党で改選過半数は確実で、憲法改正に前向きな勢力が参院全体の3分の2以上を確保することも確実な情勢です
NHKが実施した出口調査によりますと、自民・公明両党は合わせて69~83議席を獲得する見込みで、改選議席の過半数にあたる63議席を上回るのは確実な情勢です。また、自民党単独でも63議席を上回る可能性があります。
一方、立憲民主党は13~20議席と予測され、改選前の23議席から減らす見込みです。
日本維新の会は10~15議席で、改選前の6議席から大幅に議席を増やす予測です。
そのほか、国民民主党は2~5議席、共産党は3~6議席、れいわ新選組は1~3議席、社民党は1議席、NHK党は1議席獲得の予想がされています。
また、無所属や各政治団体などからは5~7議席の見通しで、そのうち参政党は1~2議席獲得と予測されています。
これにより、憲法改正に前向きな自民、公明、日本維新の会、国民民主党の4党の予想獲得議席数は86~102議席となり、憲法改正発議に必要な参議院全体の3分の2にあたる82議席を上回るのが確実とみられています。