8月 05, 2022 13:30 Asia/Tokyo

シニア世代のプロの水彩画家、柴崎 春通さん(74歳)が、ユーチューブなどで一大旋風を巻き起こしています。

水彩画講座の講師を40年以上務めている柴崎さんは、3年前に息子さんの勧めでユーチューブにチャンネルを開設し、水彩画を描く工程を動画で配信し始めました。

すると国内外から注目が集まり、今では74万人もの登録者を擁する人気チャンネルに発展しています。

そんな柴崎さんは今回、ある神社に出かけて、軽快な筆さばきで「はい、出来上がりましたよ。楽しんでもらえましたか?またお会いしましょうね」と見事な作品を仕上げて見せてくれました。

その後、感慨深げに、「どういった経緯で絵画に興味を持ったのか。うーん、そうですね。とても小さいころから絵が好きだったんですよ。絵とか物を作ることがすごく好きだったんです」と切り出しました。

続けて「でもね、声を出すのも好きだったんですよ。皆様とおしゃべりすることが。声がいいって言うんですけど、さてどこがいいのか。声がよくって、とにかく安心するとか、ほっとするとか。包み込まれるとか。いや以外ですよ。だって僕が子供のころはテレビもなかったんですよ。そんな時代から考えると、こんな時代が来るなんて。でも今自分が、その隅っこにこうやって直接いさせてもらって、もう夢のようですね」と続けました。

そして最後に「でもどんな絵描きでも、最後には絵が描けなくなるんですよ。目も悪くなったり、手が震えたり。自分がもう75になるから、絵が描けるのはあと5年位かなと思ってます。だから、その間に何か残せるものがあるんだったら、この世に残していきたいなと思っています」とコメントしています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ