円相場が150円に迫る、一時1ドル149円90銭台
10月 20, 2022 13:40 Asia/Tokyo
東京市場でさらに円安傾向が強まり、1ドル150円台寸前に迫っています。
日本の報道各社によりますと、20日木曜午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル150円に迫る149円台後半で取引されました。
大手銀行の発表では、前日のニューヨーク市場で付けた149円91銭を下回り、一時1990年8月以来32年ぶりの安値水準を更新する場面があったということです。
なお、日本時間20日午前10時現在は、前日比59銭円安ドル高の1ドル149円92〜94銭で取引され、ユーロは55銭円高ユーロ安の1ユーロ146円38〜42銭となっています。
こうした現象の背景として、前日の米長期金利の上昇を受け、資産運用に不利となる低金利の円を売ってドルを買う動きが先行したことが指摘されています。
また、国内輸入企業による実需の円売りドル買いも後押しした形となりましたが、節目の150円に近づくと円買いドル売りの注文も出ていました。
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