北朝鮮「わが国が発射したミサイルは日本への脅威ではない」
12月 26, 2019 17:38 Asia/Tokyo
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北朝鮮が発射したミサイル
北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)が、同国から発射されたミサイルは日本への脅威ではないとしました。
KCNAは26日木曜、北朝鮮に対する国際的な圧力の強化を目的に、北朝鮮のミサイル発射実験を誇張しているとして日本を非難しました。
日本の河野太郎防衛相は今月21日、北朝鮮によるミサイルの発射は、日本の安全保障にとって深刻な脅威だと語りました。
KCNAはまた、「北朝鮮の軍事行動は、自己防衛という独立国家の合法的な権利であり、誰もこの行動を阻止できない」と報じています。
日本が北朝鮮を批判する一方で、北朝鮮は朝鮮半島における米国の軍事駐留に反発し、今年末を期限として米国が協議を再開し、制裁を解除するよう迫っていました。そして、これに応じない場合は重大な結果を覚悟すべきだとして警告しています。
また、米国が今年末の期限内に行動を起こさないのであれば、米国に「クリスマスプレゼント」を贈呈すると表明していました。
この「プレゼント」は弾道ミサイル発射を指すのではないかと見られています。
米トランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長はシンガポール、ベトナム、南北朝鮮の軍事境界線地帯で3回の首脳会談を重ねてきました。しかし、米側が北朝鮮が重要視する制裁解除に応じていないことから、米朝協議は暗礁に乗り上げています。
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