菅内閣 への支持率が9ポイント減の35% 、内閣発足以降最低に
NHKの世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月より9ポイント下がって35%と去年9月の内閣発足以降、最も低くなったことが判明しました。
NHKは、今月7日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査の対象となった2092人のうち、60%にあたる1248人から回答を得ました。
その結果、菅内閣を「支持する」と答えた人は先月より9ポイント下がって35%と去年9月の内閣発足以降、最も低くなった一方、「支持しない」と答えた人は、5ポイント上がって43%で、不支持が支持を上回りました。
支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が44%、「支持する政党の内閣だから」が23%、「人柄が信頼できるから」が19%などとなった一方、支持しない理由では、「政策に期待が持てないから」が40%、「実行力がないから」が39%、「人柄が信頼できないから」が9%などとされています。
また、新型コロナウイルスをめぐる政府のこれまでの対応については、「大いに評価する」が4%、「ある程度評価する」が29%、「あまり評価しない」が44%、「まったく評価しない」が19%となっています。
さらに、菅総理大臣が7月末を念頭に高齢者へのワクチン接種を完了できるよう取り組む考えを示している中、「接種の進み具合は、順調だと思うか遅いと思うか」という問いに関しては「順調だ」が9%、「遅い」が82%となっています。
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