五輪組織委・橋本会長、2030年札幌冬季五輪に意欲
9月 06, 2021 19:57 Asia/Tokyo
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長は、6日月曜、全大会日程を終えて総括会見を行い、2030年冬季五輪の札幌での開催に意欲を示しました。
橋本会長はこの会見で、今回の東京オリンピック・パラリンピックについて、「パンデミック後、世界で初めてのグローバルイベントであるオリンピック・パラリンピックを開催し、しっかりとバトンをパリにつなげたことを誇りに思いたい」と述べた上で、「完全な形でやり遂げられず100%成功とは言えないが、レガシーを引き継いでいくことが重要」と強調しました。
また、札幌市が招致を目指している2030年の冬季五輪に関しては、もっと完全な形で国民の笑顔があふれる大会にしたいと述べ、開催が決定した場合、組織委会長就任の要請があれば、「ぜひ受けたい」と意欲を示しました。
札幌市は昨年、2030年大会の国内候補地に正式に決定しました。国際オリンピック委員会(IOC)から高評価を受け、有力候補とみられています。秋元克広市長は8月の五輪閉幕後、冬季五輪招致の賛否について市民の意向調査を実施する考えを示しています。
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