東京原油市場で先物価格値上がり、国家備蓄放出決定発表も
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東京原油市場で、取り引きの中心となる原油の先物価格が値上がりしています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
11月 24, 2021 16:50 Asia/Tokyo
  • 原油バレル
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東京原油市場で、取り引きの中心となる原油の先物価格が値上がりしています。

NHKによりますと、24日水曜の東京原油市場は、日中の取引開始から大きく値上がりし、取り引きの中心になる原油の先物価格は、今月22日の終値より一時は3000円余り高い、1キロリットル当たり5万5000円台を記録しました。

日本政府は24日、アメリカと協調しての石油の国家備蓄の一部放出の決定を発表しましたが、これは投資家の間でこうした消費国の備蓄放出に対するOPEC石油輸出国機構などの産油国の反発や、北半球が本格的な冬に入る中で需給が引き締まることへの懸念が広がったことによるものです。

市場関係者は「各国が備蓄放出の規模をさらに大きくしたり、OPECが追加で増産したりするなど需給が緩む材料が出てこなければ、原油価格の高止まりが続くのではないか」としています。

なお、松野官房長官は記者会見で「これまでもアメリカとは国際原油市場の安定に向けて連携をとってきたが、わが国としてもアメリカや関係国と歩調を合わせ、現行の石油備蓄法に反しない形で国家備蓄石油の一部を売却することを決定した。これは従来から行ってきた、油種の入れ替えを前倒しで実施することとしたものだ」と述べました。

また「放出の効果をどの程度期待するか」との記者団の質疑に対し「原油価格の安定は世界経済の安定に資するものであり、わが国として取りうる措置を一つ一つ講じているところだ」とし、「引き続き原油価格の高騰が国際的なエネルギー市場の動向や日本経済に及ぼす影響を注視しつつ、産油国に対し増産の働きかけを継続するとともに、主要消費国や関係国際機関との連携を強化し、エネルギー市場の安定化に取り組んでいく。そして関係省庁で連携しつつ、農業や漁業に対する業種別の対策、ガソリン・灯油の急激な値上がりに対する、激変緩和措置などを着実に講じていく」と語っています。

 

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