サウジ主導連合軍が、燃料運搬船のイエメン入港を阻止
11月 30, 2019 20:05 Asia/Tokyo
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サウジ主導連合軍が、燃料運搬船のイエメン入港を阻止
イエメンの石油会社が声明を発表し、「サウジアラビア主導アラブ連合軍は、イエメン西部フダイダ港への5隻の燃料運搬船の入港を阻止している」と非難しました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、イエメンの石油会社は29日金曜に発表した声明で、「国連の発表にもかかわらず、アラブ連合軍は依然としてフダイダ港への燃料運搬船の入港を阻止している」と訴えました。
国連のグリフィス・イエメン問題担当特使は今月22日、国連安保理で「燃料を積載した複数の船舶がフダイダ港に入港し、この問題は解決された」と表明していました。
この報告によれば、拿捕されたこれらの船舶はおよそ5万5000トンのガソリンを積載しているということです。
サウジとアラブ首長国連邦は、2015年3月から米国やその他の複数国の支持を得てイエメンを軍事攻撃し全面的に封鎖、同国への人道支援物資の搬入を妨害しています。こうした破壊行為により、イエメンでは食糧や医薬品に深刻な不足の事態が発生しています。
アラブ連合軍のイエメン攻撃により、これまでに数万人にのぼるイエメン人が死傷しています。
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