2000万人がアルバインのためイラク聖地を巡礼
9月 10, 2022 19:31 Asia/Tokyo
情報筋が10日土曜未明、シーア派の追悼儀式のひとつ・アルバインに際して、およそ2000万人の巡礼者がイラクの聖地カルバラーに入ったことを明らかにしました。
イスラム暦1444年サファル月20日に当たる9月17日は、シーア派3代目イマーム・ホサインとその教友らがイスラム暦61年イラク・カルバラーの砂漠で殉教した40日忌にあたり、アルバイン(アラビア語で40の意)と呼ばれています。
巡礼者らはこの日、アルバインの追悼儀式に参加するため、イラク南部のカルバラー市に入っていきます。
イルナー通信によりますと、イラクのニュースサイト・サーベリーンのテレグラムチャンネルは、聖地カルバラーの情報筋の話として、「アルバイン行事に参加のためカルバラー入りした巡礼者の数は、これまでにおよそ2000万人に達している」と報じました。
今年のアルバイン追悼儀式は2年ぶりに盛大に開催されており、新型コロナウイルスの世界的大流行のため過去2年間、カルバラ訪問という巡礼旅行に参加できなかった巡礼者らは、様々なルート・方面からイラクの聖地に向かっています。
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